政治家秘書になるには?公務員と違う仕事内容と就職ルート

政治家秘書になるには?公務員と違う仕事内容と就職ルート

どうも、ブログ管理者のようすけです。政治ドラマとか見てると「政治家秘書」ってカッコよく見えたりしますよね。でも、実際どうやってなるのか、政治家秘書になるにはどんな準備が必要なのか、気になりません?

私も公務員の世界にいたからか、ちょっと特殊な「公務員(特別職)」である公設秘書と、議員さんが直接雇う私設秘書の違いとか、気になっちゃいます。

実際の仕事内容や給料、年収事情はもちろん、高卒でもなれるのか、学歴は必要なのか、女性の働き方はどうなのか、といった疑問もありますよね。

必須の資格があるのか、やっぱりコネがないと求人自体見つからない世界なのか、きついって聞くけど実際どうなのか…とか。今回は、そんな政治家秘書になるための方法について、私も一緒に調べていく感じで、気になるポイントをまとめてみました。

  • 政治家秘書の種類(公設・私設)と仕事内容
  • 秘書になるために必要な資格や学歴
  • 具体的な就職ルート(求人、インターン、コネ)
  • 秘書に向いている人の特徴ときつい現実
目次

政治家秘書になるには?仕事の種類と年収

政治家秘書になるには?仕事の種類と年収

まず、政治家秘書といっても種類があるみたいですね。公務員として働く「公設秘書」と、議員さんが雇う「私設秘書」。この違いが、働き方や年収にも大きく関わってくるようです。まずは基本のキから見ていきましょう。

政治家秘書の仕事内容ときつい現実

政治家秘書の仕事って、本当に幅広いみたいです。いわゆる「秘書」と聞いてイメージするスケジュール管理や来客対応、電話応対はもちろんですが、それだけじゃないんですね。

地元に帰るときの運転手、後援会の方々とのやり取り、支援者からの陳情対応、SNSの運用や広報誌の作成、さらには選挙活動のサポートまで、まさに「議員さんの右腕」として何でもやる、という感じでしょうか。

ただ、やっぱり「きつい」という話はよく聞きます。

政治家秘書の「きつい」現実

  • 時間的拘束
    議員さんのスケジュール=自分のスケジュール。早朝から深夜まで、土日祝日も関係なく連絡が来るのは当たり前だそうです。
  • 選挙のプレッシャー
    議員さんが落選すれば、自分も失職する可能性があります。公務員のような身分保障とは全く違いますね…。
  • 精神的ストレス
    多方面からのプレッシャーや、時には理不尽な要求にも応えないといけない場面もあるようです。
  • プライベートの確保
    「政治の世界にプライベートはない」と言われるほど、仕事優先の生活になりがちだとか。

公務員も「きつい」部署はありますけど、この「身分が安定しない」というプレッシャーは、公務員とは決定的に違うところだなと感じます。

公設秘書と私設秘書の違いと給料

公設秘書と私設秘書の違いと給料

これが一番大事な違いかもしれません。政治家秘書には大きく分けて2種類あります。

① 公設秘書(こうせつひしょ)

こちらは、国会議員1人につき3人まで(政策担当秘書、公設第一秘書、公設第二秘書)雇うことが認められている秘書です。給与は国費(つまり税金)から支払われる「国家公務員(特別職)」という扱いです。

公務員といっても、私たちがイメージする一般職公務員とは違って、議員の当落と運命を共にする「特別職」なんですね。安定度で言えば、一般職公務員とは比べ物になりません。

給料は「秘書給与法」という法律で決められています。特に「政策担当秘書」は、試験合格かベテラン経験者しかなれず、給与水準もかなり高い(一般の国家公務員の指定職に準じる)ようです。

② 私設秘書(しせつひしょ)

こちらは、議員さんが個人的に、自分のお金(政党助成金や寄付など)で雇う秘書です。公設秘書だけでは手が回らない業務をサポートします。

公務員ではないので、給料や待遇は完全に「議員さん(事務所)との雇用契約次第」ということになります。給与は公設秘書より低いケースもあれば、逆にベテランですごく高いケースもあるみたいで、まさにピンキリの世界だとか。

公設秘書と私設秘書の比較(ざっくり)

項目公設秘書私設秘書
身分国家公務員(特別職)民間人(議員の私的雇用)
給与の源泉国費(税金)議員個人(政党交付金など)
給与の基準法律で規定(比較的高い)雇用契約次第(ピンキリ)
採用議員による採用(任命)議員による採用(雇用)

※あくまで一般的な区分です。詳細は事務所によって異なる可能性があります。

政治家秘書に必要な資格やスキル

「秘書」というと秘書検定とかが必要かな?と思うんですが、政治家秘書の場合、「これがないとなれない」という必須資格は、実はほとんどないようです。

ただし、例外があります。それが公設秘書の中の「政策担当秘書」です。

これになるには、「政策担当秘書資格試験」という難関試験に合格するか、公設秘書を10年以上務めるなどの特定のキャリア(選考)が必要になります。

じゃあ、他の秘書は資格がいらないかというと、そうではなく「持っていると圧倒的に有利」なスキルはあります。

政治家秘書に事実上求められるスキル

  • 普通自動車運転免許(必須級)
    議員さんの送迎(運転手)は重要な仕事の一つ。特に地方の選挙区では必須スキルのようです。
  • コミュニケーション能力
    支援者、役所、メディア、事務所内など、あらゆる人との調整役なので、これが無いと始まりませんね。
  • PCスキル
    案内状作成、名簿管理、SNS更新、資料作成など、事務処理能力は必須です。
  • 体力と精神力
    前述の「きつい現実」を乗り越えるタフさが何よりのスキルかもしれません。
  • 口の堅さ
    機密情報に触れる機会も多いため、信頼が大前提です。

政治家秘書に向いている人の適性

政治家秘書に向いている人の適性

どんな仕事にも「向き・不向き」がありますよね。政治家秘書の場合、求められる適性はかなりハッキリしているかなと思います。

一言でいえば、「黒子に徹し、議員さんを心から支えられる人」でしょうか。

「自分が前に出たい」という人には絶対に向かない仕事だと言われます。あくまで主役は議員さん。その議員さんの理念や政策に共感し、当選させるため、そして当選後も活躍してもらうために、裏方として全力を尽くせる人が向いています。

他にも、

  • 機転が利く、気が利く人(常に先を読んで動ける)
  • 体力に自信がある人(不規則な生活に対応できる)
  • 政治や社会問題に純粋な関心がある人
  • フットワークが軽い人

なんかが挙げられそうですね。公務員のように「決められたことをキッチリやる」安定感とは、また違った瞬発力や柔軟性が求められる世界だと感じます。

女性が政治家秘書として働く環境

ドラマなどでは、バリバリ働く女性秘書の姿も描かれますよね。実際、女性の政治家秘書はたくさん活躍されています。

女性ならではのきめ細やかな気配りや、支援者(特に女性の有権者)とのコミュニケーションで力を発揮する場面は多いようです。

ただ、一方で課題もあるようです。

女性が働く上での懸念点

やはり、時間的な不規則さが一番のネックかもしれません。深夜までの対応や、土日の地元回り、陳情対応など、プライベートとの両立はかなりハードルが高いようです。

特に、出産や育児との両立は、事務所側の理解やサポート体制が整っていないと難しい、というのが現実だとか。

また、運転手業務や重い荷物運びなど、体力勝負の場面もゼロではないようです。

議員さん自身が女性であったり、事務所が「女性の働きやすさ」に理解があったりする場合もあるので、一概には言えませんが、一般的な会社や公務員以上に、ワークライフバランスの確保は難しいかもしれない、と覚悟はしておいた方が良さそうです。

政治家秘書になるには?具体的な就職ルート

政治家秘書になるには?具体的な就職ルート

では、実際に「政治家秘書になるには」どうすればいいんでしょうか。公務員試験のような決まった入り口があるわけではなさそうですよね…。学歴やコネはどれくらい影響するのか、具体的な就職ルートを調べてみました。

政治家秘書に求められる大学や学歴

結論から言うと、必須とされる学歴や学部は特にないようです。

ただ、現実的には大卒以上の方が有利になる傾向はあるみたいですね。特に、政策立案に関わりたい場合、法学部や政治経済学部などで学んだ知識は間違いなく役立ちます。

議員さん本人や、他事務所の秘書の方々との学歴のバランス(いわゆる「学閥」のようなもの)が、採用に影響することもゼロではない…という話も耳にします。

とはいえ、一番大事なのは学歴よりも「この人のために働きたい」という情熱や、議員さんとの相性、そして前述したような適性(体力、コミュ力、機転)だと言えそうです。

高卒から政治家秘書を目指す方法

「じゃあ高卒では無理なのか?」というと、そんなことはありません。高卒から政治家秘書になる道も、もちろんあります。

学歴不問の私設秘書の募集に応募したり、地元の議員さんの事務所に「手伝わせてください!」と飛び込んで、まずはボランティアやアルバイトから入って信頼を勝ち取り、秘書として採用される…といったケースもあるようです。

公設秘書の場合、「政策担当秘書」は試験などが必要でハードルが高いですが、「公設第一秘書」「公設第二秘書」は学歴要件がありません。議員さんが「この人を採用したい」と判断すれば、高卒でもなることは可能です。

学歴に自信がない場合でも、人一倍の熱意や、地元での人脈、体力といった「学歴以外の強み」をアピールすることが大事になってきそうですね。

政治家秘書の求人や募集の探し方

政治家秘書の求人や募集の探し方

これが一番難しいところかもしれません。公務員試験や一般企業の新卒採用のように、大々的に「秘書募集!」と公募されることは、あまり多くないようです。

じゃあ、どうやって探すのか。いくつかルートがあるみたいです。

政治家秘書の求人ルート例

  • 議員事務所のウェブサイト
    タイミングよく欠員が出た場合、事務所のHPで直接募集がかかることがあります。志望する議員さんがいるなら、こまめにチェックするのが良さそうです。
  • 選挙ドットコムなどの政治系サイト
    専門サイトで求人が出ることがあります。
  • 秘書専門の人材紹介会社
    政治家秘書を専門に扱うエージェントもあるようです。
  • 政党の窓口
    各政党で、秘書希望者の登録を受け付けている場合があります。
  • ハローワーク
    ごく稀にですが、ハローワークに求人が出ることもあるとか。

公務員みたいに「試験を受ければOK」というわけではないので、情報収集のアンテナを高く張っておく必要がありそうですね。

議員インターンから秘書への道

特に学生さんや若い方にとって、最も王道とも言えるルートが「議員インターンシップ」です。

多くの議員事務所やNPO法人が、学生向けに議員インターンのプログラムを提供しています。

実際に事務所で働きながら、秘書の仕事がどういうものか、政治の現場がどう動いているかを肌で感じられるのは、何よりの経験になりますよね。

インターン中に「この人は見込みがある」と議員さんや先輩秘書に認められれば、卒業後にそのまま「秘書にならないか?」と声がかかるケースは非常に多いようです。

コネや学歴に自信がなくても、自分の熱意と実力を直接アピールできる最大のチャンスと言えるかもしれません。

知人の紹介やコネがない場合の対策

知人の紹介やコネがない場合の対策

とはいえ、「政治の世界はコネが全て」というイメージ、やっぱりありますよね…。私もそう思ってました。

確かに、今でも知人の紹介や親族からの引き継ぎ(二世秘書)といったルートは多いようです。でも、「コネがないと絶対になれない」というわけでもなくなってきているみたいです。

コネがない場合の対策としては、やはり「行動力」が全てかなと思います。

コネなしで秘書を目指すアクション

  • 議員インターンに参加する
    (前述の通り、これが最強の「コネ作り」かも)
  • 選挙ボランティアに参加する
    応援したい議員さんの選挙を手伝う。落選中や次の選挙準備中が狙い目という話も。
  • 地元の政治活動に顔を出す
    議員さんが主催する勉強会や集会に参加し、直接思いを伝える。
  • SNSで熱意を発信する
    議員さんの発信に、的を射た意見や応援メッセージを送り続ける。(迷惑にならない範囲で…)
  • 事務所に手紙(メール)を送る
    「なぜ秘書になりたいのか」「自分に何ができるか」を具体的に書いて、熱意を伝える。

要は、「待ち」の姿勢ではなく、自分から「飛び込んでいく」積極性が、コネのない人にとっては一番の武器になるんですね。

政治家秘書になるには行動力が重要

ここまで、政治家秘書になるための方法について見てきました。

公務員とは全く違う世界ですが、社会を動かす政治のど真ん中で働ける、すごくやりがいのある仕事なんだろうなと感じます。

資格や学歴、コネも大事かもしれませんが、それ以上に「この議員さんを支えたい」「社会を良くしたい」という強い情熱と、実際にインターンやボランティアに飛び込んでいく行動力。結局のところ、政治家秘書になるには、この2つが一番重要なんだなと思いました。

きつい面も多い仕事ですが、もし本気で目指すなら、まずは応援したい議員さんを見つけて、何かしらの形でコンタクトを取ってみるのが最初の一歩かもしれませんね。

免責事項

この記事で紹介した給与や待遇、就職ルートに関する情報は、あくまで一般的な傾向や目安です。実際の条件は、議員事務所や時期によって大きく異なります。

正確な情報や最新の求人状況については、各議員事務所の公式ウェブサイトや、信頼できる人材紹介会社などで直接ご確認いただくことをお勧めします。

目次